イベントの様子です。独立行政法人・農業・食品産業技術総合研究機構「中央農業総合研究センター」の研究者による、菜種やひまわりの栽培方法から、その油がBDFになるまでの説明がありました。参加者は総勢80名。熱心な質問が飛び交っていました。
その後、屋外に出て、実際にBDF燃料を使って発電機を動かしたり、東海村の農協からお借りしたトラクターで畑を耕してみたり、中央農業総合研究センターのバスで村内一周をしたりしました。
軽油を燃やしてディーゼルエンジンを動かした時のあの嫌な臭いと比べて、このBDFを燃料にして動かしたディーゼルエンジンの排気ガスの、ちょっと香ばしいような匂いが印象に残りました。
地球環境の問題は今後ますます大きくなってしまいそうな気配なので、この廃食油を使ったBDFの利用、もっと多くの人に関心を持ってもらって是非、普及して欲しい取り組みだと思いました。BDFを作る装置、だいたい2000万円くらいするらしいのですが、行政が購入して、使える仕組みを作って欲しいです。(ono)