14年位前に建て替えさせていただいた、笠間市のTさんのお宅の和室です。
夏になると、隣接する水屋のある部屋とのフスマをよしず戸に交換され、いけばなと共に季節感のある和室の「しつらえ」をされています。凛とした静けさと、涼しさが感じられました。
奥様は、お茶の先生もされており、週末には生徒さんが通ってきます。(作法をしらない私も、幾度かお茶をいただきました)
さすがに最近は、炉を切る・水屋を設ける、などの住宅設計から遠ざかっていますが、季節によって引き戸を入れ替え、閉めたまま風を通す、という古来からの知恵は生活に活かせそうですね。
by takeshi-osonoe