カテゴリ
全体 笠間の家Ⅳ(2023) 千波の家(2021) 抽ケ台の家(2020) KWさんの家(2019) 平屋のOMの家(2019) 吉沢の家 (2019) 鷹巣の家 (2019) TTさんの家(2019) 笠間の家Ⅲ(2019) 元吉田の家(2018) MMさんの家(2018) TCさんの家(2018) 桂の家Ⅲ (2018) 神宿の家 (2017) 桂の家 (2017) 笠原の家 (2016) Zさんの家(2016) 笠間の家Ⅱ(2016) つくばの家(2016) 舟石川の家 (2016) NTさんの家(2016) 平野の家 (2015) 中根の家 (2015) Gさんの家(2015) KTさんの家(2014) 田谷の家 (2014) 城里の家Ⅱ(2014) 笠間の店舗(2014) 津田の家 (2014) 石岡の家 (2013) SKさんの家(2013) HNさんの家(2013) 鯉淵の家 (2013) 中台の家Ⅱ(2013) KDさんの家(2013) Fさんの家(2013) 大みかの家(2013) 東富の家 (2012) 高鈴の家(2012) KOさんの家(2012) 三反田の家(2012) Kオートガレージ(2012) 米沢の家Ⅱ(2012) I Mさんの家(2012) 城里の家 (2012) 大塚の家(2011) 中台の家(2011) I さんの家(2011) 野田原の家(2011) 平須の家(2010) 袴塚の家(2010) Sさんの家(2010) 笠間の家(2010) OTさんの家(2010) Kさんの家(2010) 米沢の家(2010) Oさんの家(2010) 内原の家(2009) NKさんの家(2009) Hさんの家(2009) ななほし農園さん(2009) 東石川の家Ⅱ(2009) 宮ヶ崎の家(2009) Eさんの家(2008) 開江の家(2008) Nさんのいえ(2008) Yさんのいえ(2008) Uさんの家(2008) 石川の家(2007) 鹿嶋の家(2007) Tさんの家(2007) MYさんの家(2007) 桜の家(2007) Mさんの家(2006) 小砂の家(2006) 足崎の家(2006) 植木屋さんの家(2006) Nさんの家(2006) Hさんのアトリエ ブログ開始以前の家 その他の工事 建築探訪 お気に入り 読書 椅子 スタッフ・職人さん達 家造りの考えや工夫など 樹木虐待 その他 甥っ子Tのスケッチアルバム タグ
検索
リンク
フォロー中のブログ
最新のコメント
記事ランキング
以前の記事
2023年 03月 2023年 01月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 06月 2022年 04月 2022年 03月 2021年 09月 more... 最新のトラックバック
ライフログ
ブログジャンル
|
何で今頃そんな話題?という感じではあるのですが(要するにネタ切れ中・・・)、何年か前にOMソーラー協会主催の見学会で高崎哲学堂(旧井上房一郎邸)を見に行って来ました。そこは、フランク・ロイド・ライトが旧帝国ホテルを建築するのに来日した際、彼の助手として来日したアントニン・レーモンド(日本近代建築の父と呼ばれることもある建築家で、彼の事務所からは吉村順三や前川國男・増沢洵といったそうそうたる建築家が巣立っています。)の東京・麻布にあった現存しない自邸の写し(左右反転したプランで、一部間取りが違う)としても有名な建物です。
また、数年前には公売にかけられ存続の危機に立たされましたが、市民からの寄付+借入等でなんとか保存された、日本では稀なケースの建物でもあります。 北側アプローチからの眺め。 左側の高くなっている部分が居間のハイサイド・ライト、正面が玄関です。 南側外観。 写っている人の大きさを見ると、その手が届きそうなスケール感が分かると思います。 居間。 天井がなく、丸太の小屋組みやダクトがむき出しのままです。壁の仕上げや照明器具もレーモンド邸と同じだそうです。 明るすぎず落ち着いた雰囲気の寝室。 やはりテーブルと椅子以外はレーモンド邸と同じだそうです。 和室といえども、天井無しで、ダクトむき出し仕上げ。 居間と和室の間にあるパティオ。 こういう周りを囲まれた外部空間って落ち着くんですよね! 屋根はガラスで光が入るようになっています。 パティオの奥が玄関です。 そのパティオに置かれている椅子。 これは桂離宮を世界に最初に紹介したことでも知られる、建築家のブルーノ・タウトのデザイン。この家を建てた井上房一郎という人は、タウトが来日した際に、彼に力添えしたことでも知られているそうです。 低くつつましやかな外観で、質素で素朴な材料を使って、無駄なく機能的で、変な飾り気もなく、和室ではないけれど障子の入った開口部、むき出しのダクトにみられるような、いい意味での「何でもあり」を忘れない精神、というようなことが印象に残りました。 いつも思うことですが、やはり建築は図面や写真・模型だけでなく、実物の中に入って実際に歩きまわってみないと、分からないことが多いなぁ、と実感して帰って来ました。 駐車場はありませんが、土曜・日曜・祝日は一般公開されているようです。(ono)
by shinken-kousya
| 2006-02-02 11:14
| 建築探訪
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||