歳を重ねるにつれ 「お盆」 という習慣の意味が、少しずつ分かってゆくような気がします。
写真は、先祖代々我が家の菩提寺 住吉山 廣慶寺です。
(現住職は、私と幼稚園からの同級生なのです)
その隣には、今は無き、私の通った小学校の跡地があります。遊具など面影があります。
私が子供の頃から、八月十三日の夕方は早めに入浴し、身を清め、手製の提灯とお供えを持ち、当時は祖父に連れられ、ご先祖様をお迎えに行くのが習慣です。
日々の生活の中で、気をはせる事の少ない御先祖を思う良い機会なのです。
以前、建築家の 奥村 まこと さんとご一緒させていただいた時の彼女のコトバを思い出します
「わたしが三世代同居として、孫といっしょに暮らす理由はひとつ。孫に私がいずれ死んでゆく姿を見せるためよ」 と。
うーん。(さすがに深いお言葉)なんとなく分かっていても、なかなか言えないですよね。
しかし、長寿国の日本では、四代後のひ孫にならないと実現できないような気もするのであります。
(弊社では8/13~8/17まで、夏季休暇とさせて頂きます)
by takeshi-osonoe