Hさんのアトリエ(設計:
木曽三岳奥村設計所・奥村まことさん)改装工事、ウチで施工する部分は終わりました。あとは忙しいHさんが、いろいろな仕事の合間を縫ってする、仕上げ工事を残すのみです。(でも、それが終わっても特にこのお宅には完成はやって来ないかも知れませんが(笑)。常に使いながら改善され、作り続けられています。それが人が住む「家」ってもんなのかもしれません。)
Hさんの家は、川沿いの恵まれた環境の中にあります。
今回の工事ではありませんが、この煙突工事も、いつも板金工事をお願いしている板金屋さんの仕事。それぞれ径の違う2本の煙突の傘をどう納めるか悩みましたが・・・、
こんな手作りの傘で2本をまとめて、解決してもらいました。まさにこのお宅でしか使えない、1点ものです!
で、今回の工事では、こういう↓場所だったところに・・・
庇を追加しました。アプローチの方法を変える計画で、今後、徐々に植え込み等の配置を変えていくそうです。
また、明かり取りの窓も追加しました。既存の柱や筋違いを避けながらの工事になるので、寸法が現場で自由になる木枠+ケシペアガラスの窓です。
内部はHさんによる左官工事中。下塗りが終わったところです。これだけの窓でも、ずいぶん明るくなりました。上塗りが終わると、壁の中にガラスだけが見えるようになる予定で、仕上がりが楽しみです。筋違いが1本出ているところが、気取りすぎなくて良いところです(笑)。
FRPグレーチングの月見台も出来ました。大人しか住んでいないので、当面は手摺りなしで、景色を楽しみます。
きっと、この林の向こうから、満月が顔を出すことでしょう!(ono)